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牛の歩み資料美術館の奥村土牛資料室では、取材や調査をもとに土牛研究資料の充実に努めています。

お知らせ

奥村土牛のこころを残したい
その資料を使って映像化して、まずはYouTubeで発信
将来的には長編動画制作や本出版もめざしたい

日本画家・奥村土牛の調査研究には大きな問題があります。土牛を知る人たちが亡くなり、取材が困難になっています。これまで土牛の四男、奥村勝之と学芸員の窪田幸子さんが、自費で資料づくりに努めてきました。しかしながら個人での経済的負担は厳しく、我々も高齢になり、今実行しないと『土牛の真実』は永久に探究できなくなります。

この度、『一般社団法人 牛のあゆみ』メンバーに、テレビ番組で温もりあるヒューマンドキュメンタリーを制作してきた監督、西佳彦さんが加わりました。西さんは、NHKの『にっぽん縦断こころ旅』、NTV『ジャイアント馬場物語』、『ポール牧の鍋』、TXの『にっぽんの元気村』など、高品質な番組制作で高い評価を得ています。その西監督に『奥村土牛のこころ』を映像化してもらおうと考えています。

これから日本各地を取材する費用が不可欠です。土牛が生きていた時代にも、学芸員による研究発表はなされてきました。しかし、それらは偶像化された内容が多く、間違った記事も相当あり、息子として残念に思ってきました。土牛は「絵は人なり」の画家、人生なしに画道を語ることは出来ません。土牛を知る人たちが亡くなり、取材が困難になっています。一刻も早く調査を勧めなければ間に合わない状況です。

取材場所は、十和田湖、花巻、米沢、佐久、犬吠埼、東京、静岡、愛知、大阪、京都、奈良、那智、徳島、鹿児島など広範に渡ります。

クラウドファウンディングでその資金を集めたく、ご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

クラウドファウンディングをする一般社団法人牛のあゆみは2024年8月8日。波乱万丈人生で実感した『心の痛み』を共有する兵庫県宝塚市の奥村勝之さんと長野県佐久市の高橋博美さんと「人知れず頑張る方、不幸な犬猫を支援したい」と非営利型一般社団法人として立ち上げました。
ご支援と拡散をどうぞ宜しくお願い致します🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♂️🙇‍♂️

『一般社団法人 牛のあゆみ』クラウドファンディング

3月1日17時55分より開始
79日間、5月19日までおこないます。
主催:高橋博美 窪田幸子 吉田千津子 奥村森

下記をクリックするとクラウドファンディングページに入ります
https://camp-fire.jp/projects/830157/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

クラウドファンディングの目的

A 画家・奧村土牛研究 調査と資料作成、デジタルデータ化
その資料を元に映像化してYouTubeなどで公開する予定です
B 東京都杉並で15代続いた農家、都市農家が抱える問題点を提示、
未来の日本の農業は、どうあるべきかを一冊の本にして提案します
C 犬猫保護活動の一環として、独自に製造したペットフードを無償で提供します
そのためのペットフードを製造、商品としても販売、当社団の自立資金調達に努めます
D 設立したばかりの『一般社団法人 牛のあゆみ』の活動
『奥村土牛 人となり賞』創設、能登半島被災地援助、
社会貢献と文化啓蒙の推進など

 

お知らせ

令和6年6月20日に行いました当資料室による戸籍調査で、『牛のあゆみ』奥村土牛著 日本経済新聞社に「父は万延元年、名古屋で生まれた」と書かれておりますが、奥村土牛の父奥村金次郎は文久元年12月27日、母たまは文久2年12月22日で共に名古屋の生まれと判明いたしました。令和6年6月28日発表

奥村土牛資料室

Togyu Okumura Reference Room
資料をご希望の方はお問合せ下さい。今後も調査と取材を重ね資料充実に努めます。奥村土牛に関する情報がありましたらお知らせ下さい。宜しくお願い致します。

父と私

Father and me
文:奧村森
この連載シリーズは毎回、A4版で10枚程度の記事と写真で構成しています。
資料をご希望の方はお問合せ下さい。